概要
WafCharmをご利用いただくための手順をご紹介します。
すでにWafCharmアカウントをお持ちの場合や、作成済みリソースがある場合などは、その次の手順から開始してください。
- 事前準備
- WafCharmアカウントを作成する
- WAF Configを登録する
- CRSを無効化する
1. 事前準備
Azureにて各種リソースをご用意ください。
- Azure サブスクリプション
- Application Gateway WAF v2
- WAFポリシー
- Log Analytics
- アプリケーション(WafCharm にアクセス権を渡すためのリソース)
Azureリソースの設定方法については、以下をご参照ください。
2. WafCharmアカウントを作成する
WafCharmアカウントをお持ちではない場合には、まずは登録を行います。すでにお持ちの場合は、ログインしてください。
- 申し込み画面を開く
- メールアドレスとパスワードを入力する
- [登録] をクリックする
- 登録したメールアドレスに届く確認メールを開く
- 確認メール内の [確認する] リンクをクリックする
[メールアドレス認証 完了] という画面が表示されたら、登録完了です。
[確認する] リンクをクリックするまでアカウントの登録は完了しないため、必ずこの手順を実施してから次に進んでください。
- [サインイン] ボタンをクリックし、WafCharmコンソールにログインする
- アカウント情報を入力する
[対象クラウド環境] にて、ご利用予定のクラウド環境を選択します。選択項目を間違えると、他のクラウドの設定が行えないため、必ず意図したものを選択していることをご確認ください。
- [サービス利用規約及びその他ポリシー] を読み、同意する場合はチェックをいれる
- [保存] をクリックする
3. WAF Configを登録する
お客様のWAF Policyの情報をご登録いただき、ルールの適用などを行います。
- 左メニューのWAFをクリックする
- 右上の「新規登録」をクリックする
- 事前に用意したAzureリソースの情報を使用して、以下の手順に沿って登録を進める
WAF Configの設定方法 (Azure)
- 登録完了後、設定状況確認や動作確認を行う
ルールアクションの変更方法 (Azure)
設定後の動作確認 (Azure)
設定時にエラーが発生した場合などは、以下のページをご参考ください。
設定時のトラブルシューティング方法 (Azure)
4. CRSを無効化する
- Azure Portalを開く
- WafCharmを利用するWAFポリシーを開く
- 左のメニューにある [管理されているルール] クリックする
- OWASPと記載されたトグルを開き、すべてのルールを選択してから [無効化] ボタンをクリックする
- すべてのCRSルールの [状態] の箇所に [Disabled] を記載されていることを確認する
制限事項・注意点
- Application Gateway WAF v2 にのみ対応しています。
- FrontDoor、Azure CDN には対応しておりません。
- Application Gateway WAF v2 の「グローバル WAF ポリシー」および「サイトごとの WAF ポリシー」に対応しています。
- 「URI ごとのポリシー」には対応しておりません(URI 毎に WAF ポリシーを設定してもログの分割ができずに、全ての URI のアクセスログをベースに WafCharm がDenylist運用をすることになります)。
- CRS は WafCharm では管理できないため、全てのルールを OFF にしていただく必要がございます。
- レポート機能/通知機能は提供しておりません。