概要
Azure WAFでのルールアクションの変更方法を記載します。
Azure WAFでは、ポリシー全体に対するモードと、ルールごとのアクションを設定する仕組みとなっています。
ポリシー全体のモード
ポリシー全体のモードには、2種類あります。
- 検出モード(Detection): ルールアクションのLogと同じように、検知のみを行うモードです。このモードが設定されている場合、ルールに適用されたアクションに関わらず、リクエストは検知されるのみとなり遮断はされません。
- 防止モード(Prevention): ルールアクションのBlockと同じように、遮断を行うモードです。このモードが適用されている場合、ルールに設定されたアクションが適用されます。
手順
ポリシー全体のモードは、 WAFポリシー画面の [基本] の箇所で確認および変更が可能です。
ルールごとのアクション
ルールごとのアクションには、3種類あります。
- Block: リクエストをブロックします。ただし、ポリシーが「検出モード」になっている場合は検知のみとなります。
- Log: リクエストを検知します。
- Allow: リクエストを許可します。ただし、ただし、ポリシーが「検出モード」になっている場合は検知のみとなります。
手順
Azure Portalにてルールアクションを変更する場合は、ルールごとに以下の手順で値を更新する必要があります。
- Azure Portalを開く
- WAFポリシーの画面を開く
- 左側のメニューから [カスタム ルール] をクリックする
- アクションを変更したいルール名をクリックする
- [カスタム ルールの編集] 画面の [結果] からアクションを選択する
- [更新] をクリックする
- [カスタム ルール] 画面の上部にある [保存] ボタンをクリックする カスタムルールの [保存] ボタンをクリックしないと変更が適用されません。