AWS WAF v2New PlanFeature / Spec.Managed Rule Plus
WafCharm Liteでは、WafCharmでご提供しているAdvanced Ruleポリシーとの互換性を維持するため、以下のルール順序でご利用いただくことを想定しております。
WafCharm Liteが適用するルールあるいはCSC Managed Rules以外で、お客様にて適用されたルールです。AWS Managed Rulesも含みます。
なお、仕組み上、以下の条件に合致するときはこの範囲からルールが自動的に移動してしまう場合があります。お手数ですが、移動してしまった際には、再度お客様にて0〜99の位置へ戻していただけますと幸いです。
IPアドレスによるAllowルール(Allowlist)など、リクエストを許可するためのルールと、後続のルールから除外するためのルールが含まれるルールグループです。
IPアドレスによるBlockルール(Denylist)など、リクエストをさらに絞り込むためのルールが含まれるルールグループです。
WafCharm Liteが適用するルールあるいはCSC Managed Rules以外で、お客様にて適用されたルールです。AWS Managed Rulesも含みます。お客様ルールは、CSC Managed Rulesの前にも追加いただけます。
WafCharm Liteが適用するルールあるいはCSC Managed Rules以外で、お客様にて適用されたルールです。AWS Managed Rulesも含みます。お客様ルールは、CSC Managed Rulesの後ろにも追加いただけます。
CSC Managed Rulesがプライオリティ1000より下に存在する場合など、状況によってはルールプライオリティの調整をお願いするメッセージがWAF Config上で表示されます。その際には、以下のいずれかの方法で調整をお願いいたします。
方法1: [ルールのプライオリティを変更する] ボタンをクリックする
現在のWeb ACL上のルール状況を確認した結果、CSC Managed Rulesがプライオリティ1000より下に存在する場合には、WAF Configの [CSC MR設定] タブの編集画面に [ルールのプライオリティを変更する] ボタンが表示されますので、以下の手順で対応が可能です。
[ルールのプライオリティを変更する] ボタンをクリックすると、お客様ルールのその時点のプライオリティ値に1000が加算されます。
例:プライオリティ100でルールが登録された場合、変更後は1100になります。プライオリティ100と200のルールがあった場合、それぞれ1100と1200になります。
なお、プライオリティ0〜99にあるお客様ルールも、上記の仕組みにより1000以降に移動してしまいます。
お客様にてあらかじめ何らかの条件で許可するルールなど、IPアドレスによるBlockルール(Denylist)よりも前に判定させたいルールを適用されていた場合、プライオリティを1000以降に変更すると、意図通り動作しない可能性がございます。
お手数ですが、プライオリティ:0〜99にお客様ルールが登録されている場合、 [ルールのプライオリティを変更する] ボタンをクリックした後に、再度0〜99の位置にご移動いただけますと幸いです。
IPアドレスをもとに許可するルールについては、WafCharm LiteのAllowルール(Allowlist)をご利用いただくことを推奨いたします。
方法2:AWSマネージメントコンソールから、あるいはAWS CLIを用いて変更する
ルールのプライオリティは、AWSマネージメントコンソールから、あるいはAWS CLIを用いて変更が可能です。
詳細については、Advanced RuleポリシーでStatusが「設定エラー: 適用失敗」となるケースへの対応方法例(Priority起因の場合) をご確認ください。
※Advanced Ruleポリシーと記載がございますが、手順は同じです。
※すでにプライオリティ0〜99にお客様ルールが存在しているため、 [ルールのプライオリティを変更する] ボタンを使いたくない、という場合にも、こちらの方法をご利用いただいて問題ございません。
例:プライオリティ100でルールが登録された場合、変更後は1100になります。プライオリティ100と200のルールがあった場合、それぞれ1100と1200になります。
WafCharm Liteをご利用中のWeb ACLでルールプライオリティが想定されている状態になっているかどうかは、WAF Configの詳細画面でご確認いただけます。
画面を開いたタイミングで使用状況を取得いたします。再度使用状況を取得したい場合は、タブ内の [使用状況を再確認する] ボタンをクリックしてください。
ルールプライオリティが想定した状態ではない場合、WAF Configの [CSC MR設定] タブの [ルールプライオリティ] の箇所に、確認をお願いするメッセージが表示されます。その際には、以下の方法で調整をお願いいたします。
方法1: [ルールのプライオリティを変更する] ボタンをクリックする
現在のWeb ACL上のルール状況を確認した結果、CSC Managed Rulesがプライオリティ1000より下に存在する場合には、WAF Configの [CSC MR設定] タブの編集画面に [ルールのプライオリティを変更する] ボタンが表示されますので、以下の手順で対応が可能です。
[ルールのプライオリティを変更する] ボタンをクリックすると、お客様ルールのその時点のプライオリティ値に1000が加算されます。
例:プライオリティ100でルールが登録された場合、変更後は1100になります。プライオリティ100と200のルールがあった場合、それぞれ1100と1200になります。
なお、プライオリティ0〜99にあるお客様ルールも、上記の仕組みにより1000以降に移動してしまいます。
お客様にてあらかじめ何らかの条件で許可するルールなど、IPアドレスによるBlockルール(Denylist)よりも前に判定させたいルールを適用されていた場合、プライオリティを1000以降に変更すると、意図通り動作しない可能性がございます。
お手数ですが、プライオリティ:0〜99にお客様ルールが登録されている場合、 [ルールのプライオリティを変更する] ボタンをクリックした後に、再度0〜99の位置にご移動いただけますと幸いです。
IPアドレスをもとに許可するルールについては、WafCharm LiteのAllowルール(Allowlist)をご利用いただくことを推奨いたします。
方法2:AWSマネージメントコンソールから、あるいはAWS CLIを用いて変更する
ルールのプライオリティは、AWSマネージメントコンソールから、あるいはAWS CLIを用いて変更が可能です。
詳細については、Advanced RuleポリシーでStatusが「設定エラー: 適用失敗」となるケースへの対応方法例(Priority起因の場合) をご確認ください。
※Advanced Ruleポリシーと記載がございますが、手順は同じです。
※すでにプライオリティ0〜99にお客様ルールが存在しているため、 [ルールのプライオリティを変更する] ボタンを使いたくない、という場合にも、こちらの方法をご利用いただいて問題ございません。
なお、「方法1: [ルールのプライオリティを変更する] ボタンをクリックする」を実施すると、AWS Managed Rulesなどお客様にて適用されたルールと、 CSC Managed Rulesの現在のプライオリティ値に1000が加算され、現状の順序は維持したまま1000以降に移動します。
例:
上記のような状態だった場合、[ルールのプライオリティを変更する] をクリックすると以下の通りになります。
上記のケースで、「お客様ルールA」が他のルール(Denylistなど)より前に評価したいルールだった場合、お手数ですが「お客様ルールA(プライオリティ:1001)」の状態になったあと、再度プライオリティを0〜99のいずれかにご変更ください。